いびき・睡眠時無呼吸症候群の手術

いびき・睡眠時無呼吸症候群の手術療法

1鼻内の形態異常に対する手術

鼻中隔彎曲症に対して鼻中隔矯正術、肥厚性鼻炎に対して粘膜下下甲介骨切除術、アレルギー性鼻炎に対して粘膜焼灼術や後鼻神経凍結手術などを行います。ここの手術方法については、当ホームページの鼻の病気、手術の項に詳しく説明してあります。

2扁桃摘出術、アデノイド切除術

特に小児では扁桃肥大がいびき、無呼吸症候群の原因と考えられる場合が多いとされています。この場合、口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術を行います。

3LAUP(Laser-assisted uvulopalatoplasty、レーザーによる口蓋垂口蓋形成術

レーザーによる口蓋垂口蓋形成術

無呼吸を伴わない単純性いびきやのどの狭窄を伴った睡眠時無呼吸症候群が適応となります。 局所麻酔にて外来手術として行ったり、鼻内の狭窄がある場合は入院の上、鼻内手術(鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介骨切除術)と組み合わせて行います。

4UPPP(Uvulopalatopharyngoplasty,口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術

中等度の睡眠時無呼吸症候群が適応となります。口蓋扁桃を摘出、扁桃腺の後方、左右に 広がる粘膜の襞である軟口蓋、その中央部口蓋垂を短縮し、喉の空間を広げる手術です。有効率は60%と言われています。

 

いびき・睡眠時無呼吸症候群の手術に関するQ&A

Q1:いびきは手術でどの程度治りますか?

A1:いびきは、睡眠中にのどが狭くなり軟口蓋(口蓋垂と後口蓋弓)が震えることが原因です。鼻つまりがあると、呼吸時の気流が乱れ、軟口蓋が震えやすくなります。手術により、鼻つまりを改善することにより、呼吸時の気流が整い、また軟口蓋の形成を行い短く硬くすることにより震えにくくすることで、いびきの改善は期待できます。ただし、健康人でもいびきをかき、飲酒や疲労で増加しますので、消失することはありません。

Q2:いびきの評価はどのようにしますか?

A2:寝ている間、ずっと観察することはできないので、ウォッチパッドによる評価を行います。モニターを睡眠時に装用することにより、睡眠中のいびきの大きさの平均値、周囲がうるさいと感じる大きさである45ホーン以上が何分あるか調べることが可能です。

Q3:睡眠時無呼吸症候群は手術で治るのですか?

A3:睡眠時無呼吸症候群は、鼻の中の形(鼻つまり)、のどの軟口蓋の形(のどが狭い)、顎の形(小さめの顎、小額症)、さらに肥満(のどの粘膜の裏に脂肪が沈着、のどが狭くなる)や呼吸中枢の感受性(無呼吸が起こり、血液中の二酸化炭素の濃度が上がっても反応しにくいなど)など、多くの因子が複合的に関与している病気です。その一部である鼻つまりの改善、軟口蓋の形態の改善は、睡眠時無呼吸症候群の軽減に役立ちますが、盲腸(もうちょう)のように、摘出すれば二度と虫垂炎(ちゅうすいえん)にならないという問題と同じではありません。現在の患者様の症状を詳しく検査して、できるだけ症状を軽減する方法をご提案いたします。

Q4:睡眠時無呼吸症候群の手術で何が期待できますか?

A4:術前、術後に無呼吸検査を行います。術前無呼吸、低呼吸指数が20で術後10になれば、その後の治療は不要であることが多いですが、術前の指数が50で術後25になったという場合は、CPAPなどの次の治療は必要となります。

Q5:レーザーによる口蓋垂口蓋形成術の術後の痛みは?

A5:レーザーやコブレーターを使って、後口蓋弓を切り上げ、口蓋垂の下半分を切除、咽頭を広くします。食事の時などに痛みが残ります。多くはのど風邪を引いた感じです。1週間程度持続します。

 

Tel.06-6862-2910WEB予約
順番予約はこちら 手術に関連した診察申込み